「お気に入りのApple Musicの曲を、車のオーディオや古いMP3プレーヤーで聴きたいのに、ファイル形式が対応していない…」
「長めの曲をMP3で保存したいけど、無料ツールだと途中で切れてしまう…」
Apple Musicは高音質で音楽を配布しますが、楽曲はすべてDRMで保護され、MP3形式でダウンロードと再生はできません。いざ変換しようと思って検索しても、無料方法と言っても利用可能の時間に制限があり、フル曲の保存は非対応です。Apple Musicユーザーにとって、これらの問題は大きな壁になります。
本記事では、実際に検証して見つけた、3分以上のアップルミュージック曲も無料でMP3に変換できる方法を紹介します。使える変換アプリ・サイトをおすすめして、逆に推奨できない方法も詳しく解説します。作業時間を無駄にしたくない方はぜひご覧ください。
無料Apple Music MP3変換アプリのおすすめ2選
Apple MusicをMP3でダウンロードする方法には、大きく分けて「インストール型のアプリ」と「オンラインサイト」の2種類があります。試した結果、パソコン向けのApple Music MP3変換フリーソフトは以下のような特徴があることが分かるので、良い使用体験を求める方におすすめします。
- アルバムやプレイリスト全体をまとめてダウンロード
- 日本語対応が充実
- 動作が安定して、安全面に信頼できる
Vsave-編集者の選択
数あるApple Music MP3変換アプリを試したが、「Vsave」の使い勝手は一番良いのでまずこれを紹介したいです。無料版でも3分以上の曲をフルで変換できる点が大きな特徴で、操作も音楽のリンクの貼り付けだけで簡単です。シングル・EP・アルバム・プレイリストがすべてMP3で保存可能なので、多様なニーズに柔軟に対応します。

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最高320kbpsの音質でApple MusicをMP3に変換でき、オフライン再生もクリアな音楽を楽しめる
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1曲ごとに平均10秒で作業完了し、大量の音源のダウンロードもサクサク
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プレイリストやアルバムを丸ごと取得でき、必要な曲のみ選択して変換可能
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Apple Musicの歌詞や曲のカバーも保存され、コレクションとして最適
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Spotify、Apple Music、YouTube Music、SoundCloudなど豊富な音楽配信サービスから楽曲をMP3に変換できる
VsaveでApple MusicをMP3に変換する方法
ステップ1.上記のボタンをクリックしてソフトをパソコンにインストールしたら、起動します。
ステップ2.「オンライン検索」に移動して、内蔵ブラウザでApple Music公式サイトへアクセスし、お使いのApple Musicアカウントでログインします。
ステップ3.保存する楽曲のURLまたは名前を入力して検索し、見つけたら「ダウンロード」をクリックします。
ステップ4.形式で「MP3」を指定し、音質も必要に応じて設定したら、「ダウンロード」をクリックします。しばらく待って、「処理済」タブでMP3に変換した音楽を確認できます。
このような簡単な手順でApple MusicのMP3ダウンロードが素早く完了します。Vsaveの試用は製品アカウントやクレジットカード登録は不要で、ソフトのインストール後はすぐに始めます。無料でApple MusicをMP3で保存してみたいが、途中で曲が切れるのは嫌だと考えている方にとって、Vsaveが第一選択肢になります。ぜひここで入手して体験してみてください。
- 無料版でニコニコ動画のダウンロード回数が制限されている
- 現在はWindowsパソコンのみ対応
TuneFab Apple Music変換
もうひとつ筆者が試して良かったのが「TuneFab Apple Music変換」です。Vsaveと同様にApple Musicのウェブプレイヤーがソフト内に搭載し、閲覧しながらMP3に変換したい曲を処理リストに追加できます。UIが分かりやすいので、パソコン操作に不慣れな方でも安心して使えます。また、Apple Music曲のトラック番号や曲名、アーティストなどのID3タグもそのまま正確に保持できるのは抜群です。これにより、保存した音楽の管理はやすくなれます。
TuneFabでApple MusicをMP3に変換する方法
ステップ1.ソフトを起動し、表示されるサービスからApple Musicを選択します。後は右上にある「サインイン」のアイコンをクリックし、アップルIDを入力してログインします。
ステップ2.MP3に変換したい楽曲を見つけて、隣にある「変換リストに追加」をクリックします。
ステップ3.右側の変換リストを展開し、MP3を指定します。音質や保存先も一緒に設定したら、「すべて変換」をクリックすることでApple Musicの保存を開始します。
- ソフト内にApple IDでログインしないと、MP3変換へ進めない
- 無料体験版では14日間の時間制限が付き、製品版の価格はやや高い
無料のApple Music MP3変換サイトのおすすめ2選
一方、無料で3分以上でApple MusicをMP3変換するオンラインサービスもいくつかあります。以下のような特徴を持って、手軽さが最大の魅力です。特に「ちょっと試したいだけ」というユーザーにおすすめします。
- インストール不要、ブラウザさえあればすぐに利用可能
- PC・タブレット・スマホからアクセスできる
- 完全無料でApple MusicをMP3に変換可能
aaplmusicdownloader
利用可能のApple Music MP3変換サイトはほとんど海外運営され、「aaplmusicdownloader.com」はその中の1つです。音楽保存にはApple IDのログインは不要で、操作は前述のソフトよりシンプルです。他のApple Music保存サイトと比べて、対応音質は64〜320kbpsから選べるのはaaplmusicdownloaderの最大の強みです。さらに、完全無料で使用できるものの、邪魔な広告はありません。使用体験は良いのでおすすめします。
aaplmusicdownloaderでApple MusicをMP3に変換する方法
ステップ1.Apple Musicアプリまたはウェブプレイヤーを開き、ダウンロードしたい曲のリンクを取得します。
ステップ2.aaplmusicdownloaderにアクセスし、リンクを貼り付けて「Download」をクリックします。
ステップ3.目的の音楽情報が表示されたら、「Generate Download Link」をクリックして、ほしい音質を選択します。すると、MP3保存が自動的に始まります。
- 操作画面の全ては英語表記で、少し分かりにくい
- リンクからApple Musicのプレイリストやアルバムにある曲を一括で取得できるが、ダウンロードするには一つずつ操作しなければならない
apple-music-downloader.com
おすすめのもう1つの無料Apple Music MP3変換サイトは「apple-music-downloader.com」です。完全に日本語化わけではないが、操作ガイドさえは日本語説明を提供するのはユニークです。aaplmusicdownloaderと同様に、Apple Musicのプレイリストやアルバムの解析は可能ですが、曲ごとに保存操作を行うことは必要です。回数や時間制限なしで完全無料でApple Musicの全曲をダウンロードできるので、思う存分に楽しめるでしょう。
apple-music-downloader.comでApple MusicをMP3に変換する方法
ステップ1.Apple Musicアプリまたはウェブプレイヤーを開き、保存したい楽曲のURLを取得します。
ステップ2.apple-music-downloaderにアクセスし、リンクをペーストして「Start」をクリックします。
ステップ3.「Get Download」をクリックすると、MP3保存が自動的に始まります。
- 変換したMP3ファイルの音質は120kbpsになり、高音質を求める方には不向き
- Apple Music曲のリンクに日本語を含める場合、MP3に変換失敗の可能性がある
推奨できないApple MusicをMP3に変換する方法
インターネット上の情報によると、無料でアップルミュージックをMP3に変換する手段は数多く存在します。でも、中には実際はApple Music保存できない方法もあります。ここでは「一見便利そうに見えるが、試したらあまりおすすめできない方法」を紹介します。
無料で使い勝手が悪いApple Music MP3変換ツール
今回試したApple MusicをMP3に変換するサイトやソフトの中で、一部は無料利用可能と宣伝されますが、使ってみると以下のような問題点に直面します。
- フル曲のダウンロードはできない
- 別のページへ誘導
- 保存したMP3ファイルは聞けない
こうした特徴は「無料なら仕方ない」と思えるかもしれませんが、結果として時間を無駄にしてしまいました。以下の表では、実際によく見かける無料ツールと、そのおすすめできない理由をまとめました。
ツール名 | 種類 | 推奨できない理由 |
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MuConvert Apple Music変換 | ソフト | 1曲につき最初の30秒のみ保存可能 |
NoteBurner Apple Music Converter | ソフト | 1曲に1分しか変換できない |
MusicFab | ソフト | エラーメッセージが表示され、Apple Musicダウンロード失敗 |
TunePat | ソフト | Apple Music曲ごとに1分間しか変換できない |
Sidify | ソフト | Apple Music曲ごとに1分間しか変換できない |
aplmusicdownloader.net | サイト | ダウンロードしたMP3ファイルは変換元と異なる |
aplmate.com | サイト | 変換したMP3ファイルにボーカルが入らない |
keepvid | サイト | Apple Musicを取得してダウンロードをクリックすると、別のサイトに勝手に飛んでMP3保存できない |
iTunesでApple MusicをMP3に変換
かつてはiTunesで曲をMP3に変換する方法が一般的でした。しかし、もともとiTunesのMP3変換機能は、iTunes Storeから購入済みの音源や自分で取り込んだCD音源などにしか利用できません。現在Apple Musicで配信されている楽曲はすべてDRM保護がかけられているため、そのままiTunesへ取り込んで変換するのは不可能です。
そのため、iTunesでApple MusicをMP3に変換しようとしても、時間をかけて思ったような結果が得られません。これもおすすめできない方法です。
iPhone・Androidスマホで録音・録画を使用
一部のユーザーは、スマホに搭載されている画面録画や録音機能を使って、Apple Musicの楽曲を保存しようと考えることがあります。検証してみた結果、この方法もNGです。
iPhoneはシステム仕様の原因で、標準搭載の録音と録画機能でApple Musicの音声を収録できません。「PCM録音」や「ボイスレコーダー」などの外部録音アプリも試したが、全てはiPhoneの内部音声を保存できません。また、外部マイクでスピーカー音を録音する裏技もありますが、音質が極端に悪くなるため現実的ではありません。
一方、内部録音対応のAndroid機種があります。確かに技術的には音声を再生しながら収録することでApple MusicのMP3ファイル化は可能です。ただし、次のデメリットがあって実用性に乏しいので、同様に推奨しません。
- 元の音質が保てず、ノイズが入ることもある
- 1曲を録音するのに再生時間と同じの時間がかかり、大量の曲を保存する場合、時間効率が悪い
- 収録後はトリミングや音声抽出、形式変換などの作業が必要で、整理が面倒
Apple Music MP3変換に関する人気質問
質問1.Apple MusicをMP3に変換するのは違法?
個人利用の範囲であれば違法ではありません。例えば、出張や旅行のときにオフラインで聴くために変換しておく、自分の対応していないデバイスで再生する、といった用途は問題ありません。
ただし、MP3に変換したApple Music音源を友人に共有するか、有料再配布などの行為は著作権法違反となり、法的リスクにつながる恐れがあります。あくまで「自分用のバックアップ・オフライン再生」に限定して利用するのが正しい方法です。
質問2.Apple Musicのファイル形式は?
Apple Musicで配信される楽曲は主にAAC形式で、拡張子は「.m4p」です。DRM(著作権保護)が付与されていて、サブスクリプション契約者しか再生できない仕組みとなります。そのため、専門ツールを使用しないとMP3に変換できません。
質問3.Apple Music Converterは安全?
基本的に、信頼できる公式サイトから入手したソフトであれば安全に利用できます。例えば、今回紹介した「Vsave」はウイルスチェック済みで、ユーザー数も多いためリスクは低めです。運営会社も長年に経った開発経験を持っているため、頼もしいです。
一方、不明なApple Music Converter配布サイトや広告が多いMP3変換サイトを使うのは非常に危険です。スパイウェア感染や個人情報漏洩の恐れがあるので、使用を抑えてください。

今回はApple MusicをMP3に変換する方法について、多角的に紹介しました。無料利用可能の変換ソフトとサイトの総計4選をおすすめし、使い方も解説しました。特にサイト型サービスは機能面に不足があるので、利用時は要注意です。一方、使い勝手が悪い方法も挙げました。時間を無駄にしないように、これを避けたほうがいいですね。
その中でも、一番おすすめのはApple Music変換ソフト「Vsave」です。高音質を維持したまま簡単にMP3変換ができ、バッチ処理や歌詞保存など便利な機能も満載しています。迷っているなら、このソフトから無料試してはいかかでしょうか?